新玉ねぎと玉ねぎの違いとは?

新玉ねぎは、収穫したての新鮮な玉ねぎのこと。通常、玉ねぎは、日持ちを良くするため、収穫後1ヶ月ほど乾燥させてから出荷されています。新たまねぎは、収穫後乾燥させていないため、みずみずしくて肉質が柔らかく、辛味が少なく感じられます。
血液をサラサラにする働きがあると言われている「硫化アリル」は水溶性で熱に弱いため、辛みの少ない新たまねぎを生で食べることで、硫化アリルを効率良く摂ることができると言えます。
「酢玉ねぎ」とは?

酢と玉ねぎを一緒に漬け込んだのが「酢玉ねぎ」。とても簡単に作ることのできる常備菜の酢玉ねぎですが、実はとっても健康に良くダイエットにも嬉しい食べ物なのです。
さっぱりとした酸味で、サラダやカルパッチョなどのドレッシングにはもちろん、カレーの付け合わせや、こってりとした肉料理などの調味料としてなど、とても万能な常備菜として活躍します。
今回は、旬の新玉ねぎを使った酢玉ねぎを紹介します。
「酢玉ねぎ」の健康効果
血液サラサラにする効果

玉ねぎには血液をサラサラにする硫化アリル(アリシン)という成分が含まれています。玉ねぎを刻んだ時に目にしみるのは硫化アリルが原因です。硫化アリルは血液が固まるのを抑制する効果があるため血液をサラサラにします。
また、血糖値の上昇を抑える働きもあるので中性脂肪やコレステロールが気になる人、糖尿病予防にも良い食品です。(※1)
お酢のダイエット効果

継続的に毎日大さじ一杯(約15ml)の食酢をとることで、内臓脂肪、体重、腹囲、BMI、血中中性脂肪が減少するということが、証明されています。(※2)
せっかく毎日摂るなら、簡単で美味しく料理のアレンジ万能な「酢玉ねぎ」がおすすめ♪ では、レシピのご紹介です。
「酢玉ねぎ」の作り方
材料
- 新玉ねぎ 1個(約200g)
- 米酢 200ml
- はちみつ 大さじ1
①玉ねぎは皮をむき、薄切りにします。
②保存容器に①と米酢、はちみつを入れて混ぜ合わせ、蓋をし冷蔵庫で2日間置けば完成!
※保存容器は煮沸したりなど、消毒してからお使いください。

酢玉ねぎに使うお酢は、米酢、リンゴ酢、黒酢などお好みのものを使ってくださいね。冷蔵庫で2週間程度日持ちしますので、色々なアレンジでお召し上がりください♪旬のものを生で食べることは、とても身体に良いとされていますので、旬しか味わえない時期に美味しく頂きましょう♪

【参考文献】