新型コロナウイルス対策で、外出時の生活マナーとして欠かせなくなったマスク。
毎日マスクを交換したり洗濯していても、着用中マスクの中が蒸れることで、雑菌が繁殖しやすくなったり、マスクが皮膚に当たって擦れることにより口元の赤みやかゆみ、ニキビなどの肌トラブルの原因を引き起こしています。
マスクを安心して選ぶ基準
今マスクが原因で肌荒れが起きてしまっている方は、まずは摩擦が起きにくいガーゼや綿など天然素材などの肌に優しい素材のマスクを選ぶと良いかもしれません。
全国マスク工業会マーク
マスクの箱や外装に印字されているマークで、マスク工業会が定めた衛生基準を遵守して製造されたという証拠です。マスクを安心して購入するときの一つの基準として、参考にして見てくださいね。
会員マークの表示により、工業会の定める「マスクの表示・広告自主基準」ならびに「衛生マスクの安全・衛生自主基準」を遵守し生産された衛生マスクであることの情報を広く社会に提供し、一般消費者が衛生マスクを安心して選別・使用できるために役立てる
マスク工業マークの運用基準 | 一般社団法人 日本衛生材料工業連合会
マスクの外装に表示されているPFE・BFE・VFEとは?
- PFEとは・・・「微粒子ろ過効率」のことで、約0.1㎛の粒子をどれくらいカットできるのかを示した数値。
- BFE・・・「細菌ろ過効率」のことで、約3㎛の細菌を含む粒子をどれくらいカットできるのかを示した数値。
- VFE・・・「ウイルスろ過効率」のことで約0.1㎛~5.0㎛のウイルスが含む粒子をどれくらいカットできるのかを示した数値。
これらの表記もマスクを選ぶ規格基準となるので、参考にして見てくださいね。
肌トラブルの対策におすすめの食材
体の中からバリア機能を高めるための対策も大切です。今回は、日常生活で積極的にとったほうが良い食品をご紹介します。
ヨーグルト
ヨーグルトを積極的に摂ると、腸内環境が整い便通がスムーズになり、お肌の水分量がアップし、美肌菌が住みやすい環境になります。(※1,2)
トマト
栄養成分がバランス良く含まれているトマト。特に豊富に含まれている栄養成分のリコピンは、カロテノイドという色素成分。角質層状態の改善があるといわれており、美肌におすすめの食材です。(※3)
【参考文献】
※1 LB81 乳酸菌を使用したヨーグルトの皮膚機能改善効果に関する検証 | 公益財団法人 腸内細菌学会