ルイボスティーとは?
ノンカフェインのお茶で、健康や美容への関心が高い女性を中心に人気のハーブティー。カフェインを含まないため、お子様や妊娠・授乳中の方にもおすすめとされています。ほのかに甘みがあり、すっきりとした味わいで、食事中にもぴったりのお茶です。
ルイボスティーに使われるルイボスは、マメ科の針葉樹で、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯のみで栽培されています。ミネラル豊富で乾燥した土壌、朝と夜のの寒暖差、年間降雨量など、気候条件が特殊な場所であることから、地球上でもこの場所でしか育たないという、とても稀少価値が高い植物なのです。
ルイボスティーの主な成分
各種ミネラル(マグネシウム、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄など)が豊富
ルイボスティーには、人のカラダに必要な各種ミネラルを豊富に含んでいるのが特徴です。ミネラルは人間の体内で生成することができないため、バランスよく摂取できるルイボスティーは、現代人にとって嬉しいお茶なのです。
「活性酸素」を分解するSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)
活性酸素(※活性酸素って?)を大量に含むタバコの煙、食品添加物、殺虫剤、紫外線、車の排気ガス等の環境汚染物質、それに加えてストレス・・・。
その活性酸素を中和させる物質を、カラダの外から補う必要があるのです。その役割をしてくれるのが、活性酸素を分解する働きのあるSODが豊富に含まれる、ルイボスティーなのです!
(※)「活性酸素」って?
体内物質を酸化させる力が強い酸素のこと。
人は呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、その内の数%が活性酸素になると言われています。活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。
その一方で、活性酸素が増えすぎると(=酸化ストレス)、細胞を傷害し、がん、心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となります。
そのため、活性酸素を消去すれば良いというわけではなく、酸化ストレスを防止することが重要なのです。(※1)
抗酸化作用をもつ「ポリフェノール」が豊富
ルイボスティーには、ポリフェノールの1種「フラボノイド」が豊富に含まれています。
フラボノイドの効果のある疾患として、
- アレルギー疾患
- 癌
- 糖尿病
- 一般の炎症
- ウイルス感染
などが挙げられています。(※2)(※3)
便秘解消、ダイエットにおすすめ
ルイボスティー、実は一番効果が現れる症状が便秘の解消と言われているそうです。
それに加え、飲用すると、ストレスによる食欲異常を抑える効果と、満腹感を感じさせる働きがあるため、ダイエットにおすすめしたいハーブティーの1つです。(※2)
おすすめの飲み方、摂取量
お湯を注ぐだけで飲むより、最低10分沸騰させてから飲むほうが、抗酸化作用や活性酸素を除去する効果が高くなることが分かっています。味や香りにクセがないため、夏はアイスで、冬はホットで。すっきりとした味わいで、食事にも合いやすく、飲み続けやすいお茶です。
1日にコップ2杯程度のルイボスティーを飲むことで、便通がよくなることが結果で出ています。そのため、おすすめの摂取量としては、まずは1日2杯を目安に飲んでいただくことをおすすめします。(※2)
【参考文献】